一般質問終わる

[ 2024年6月26日(水) ]

月曜日から始まった一般質問ですが、本日で終了しました。今回、10名の議員が登壇して、初日4名、2日目4名、本日2名と執行者を質したのですが、取りのF議員はやはり独特でした。

それぞれの議員はそれぞれ特徴がありますが、以前から書いていることですが、一般質問が終わったら反省会というか、お互いの一般質問全般の批評会を行ったらと思います。一般質問はすることに意義があるのではなく、やはり内容が問題で、土山希美枝氏の講習を受けた議員の質問は確実に進歩しています。

私は議場の一番高い位置にある議長席にいますので、各議員、各職員の動きが全て分かります。最後まで質問内容のチェックに余念のない議員、答弁するであろう職員の緊張感、つまり、一般質問は勝負なんです。だったら、もっと磨きあげたものにしましょうと私は言っているのです。

一般質問で執行者の政策が大きく変わることはありませんが、事実を基にした質問であれば、執行者には必ず響きます。「もっと改善すべき点がある」とか「次年度計画に入れよう」とか必ずある筈です。それがファクトの強さなのです。そういう点で、今日のM議員の数字による質問は正解でした。

今日は2名の議員に、「通告外の質問は控えて下さい」という趣旨の注意をしましたが、注意する方は気分を使っていることをここに書かせていただきます。私も一般質問をこれまで行ってきていますが、「通告外の質問は控えて下さい」と言われたことはありますし、酷く頭に来たこともあります。

しかし、議員の悔しさが次の質問には必ず生かされます。通告外とは言わせない、「なるほど」と唸らせる質問になっていきます。そして、市民から期待される一般質問になっていきます。私はそんな質問の状況が市民に伝えられる議会だよりを発行したいとの願いから広報広聴の改革に取り組んでいるのです。

10名全員の一般質問をYouTube録画で視聴するには時間がかかりますが、早送りもできますので、ご覧いただきたいと思います。