一般質問

[ 2024年5月9日(木) ]

昨日の議会運営委員会で「一般質問」について議論する場面がありました。一般質問は議員の権利ですから、「あんな質問はダメです」なんて言えませんが、ダメと思える質問が結構あるんです。

一般市民の皆さんは議員の一般質問をどう思われているのか聞いてみたいのですが、殆どの人が議場で傍聴したことがなく、つまりは、一般質問を聞いたことがないのです。近頃は議会中継がありますし、YouTube録画で観ることもできますが、臨場感はまるで違います。

で、議会だよりに載っている一般質問の記事を読んでは、「あの議員は良く質問している」とか、「あの議員は毎回質問している」となるみたいです。極端な話、内容は二の次で、一般質問することに意義があるという捉え方かも知れません。

昨日の議論に、「自分で調べれば分かるような数値データ等を聞くのは如何なものか」というものがありましたが、これもケースバイケースなんです。表現するならば、「そんなことは調べろや」という部類のデータを平気で聞く議員に対して、「答弁いたします」と、答弁しなければならないのです。

あんたらはそんなつまらん一般質問をしているのかと言われそうですが、している議員もいるが正解です。優しく言うなら、「準備不足」、「勉強不足」とも言えますが、執行者は本気で答弁を考えているのです。見過ごしているのかと言われると、「踏み込めない」というのが正直なところです。

最大の解決策を提案します。議会傍聴においで下さい。
現在、本会議を毎回傍聴に来られているご婦人が1人いらっしゃいます。来られるようになった動機は分かりませんが、私が議長になったここ2年間は毎回です。傍聴者は良い意味での観客ですから、議場の雰囲気が変わります。

皆さんが選んだ議員ですから活躍する姿も見に来てください。見ることで議員は確実に成長していきます。1人の傍聴者がいるだけで議員は間違いなく変わります。議員になって一般質問をする時に私は、告知チラシを作って配っていました。旧庁舎時代、傍聴席が一杯で入れなかったこともあります。

議員は何をしているのか分からないとか、見えないとか言われている様ですが、議会傍聴においでいただければ見えます。委員会の傍聴もできます。予定表は議会のホームページに載っていますのでご覧いただけます。さあ、みんなで議会の傍聴においで下さい。お待ちしています。