― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2024年2月24日(土) ]
今日は午前8時から仲間9名と漆の苗木200本を植えました。今年で2回目ということもあり午前中でほぼ終わったのですが、午後からは昨年植えた漆の生育確認で点検して歩きましたが、10本程枯れていました。
除草剤効果でしょうが、今回の圃場には全く篠竹や雑草が生えておらず苗木の移植は楽勝でした。その代わり、食害防止のための「クワンタイ」の設置には手間取りました。ときどき写真日記に写っている白い棒状のものが「クワンタイ」です。こんなもので大丈夫かと思われるでしょうが、シカの食害からシッカリと守ってくれます。
漆の木の点検をしながら、「活着率50%と言っていたのだから、上出来じゃが」と一人が言うと、「毎年、何本かづつ枯れていけば、どうなる?」って皆で大笑いしましたが、半分本気です。1期2期と苗木を購入して移植しましたが、一定程度漆が成長すれば、次は根を分根してクローン苗を育てていきます。クローン苗で怖いのは病気です。
昨年は漆の苗木の植え方ひとつ分からぬところからスタートしましたが、苗木の育ちによって成長が異なることが分かってきました。また、圃場の環境も過酷と思えるところが敵地であったりもしています。我々は夢を追い求めている訳ですが、分からないことをやり続けることこそ楽しみだと感じる様になりました。
今回移植した圃場は県道から良く見えますので、話題になると思います。「あれは何なら?」。
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