県立大学庄原キャンパスも食事がストップしている

[ 2023年9月12日(火) ]

報道されていませんが、県立大学庄原キャンパスの学食と寮の食事がストップしています。今は夏休み中で学生が少ないので影響は限定的ですが、25日から新学期が始まれば、学食で弁当を販売するそうです。

県の方針として、昨年4月にホーユーと契約した金額で次の業者を探しなさいということだそうですが、そんなことになるのでしょうか。庄原市内の業者を探したそうですが、超安値で受けてくれる奇特な業者はいませんでした。県が補正予算を組んで対応するのが筋だろうと考えますが、入札で落札しているので、補正は組めないという訳の分からん話をします。

大学生でもあるのだから自分たちで何とかしなさいという意見もあるのは事実ですが、何もない山の中で暮らす寮生(殆どが1年生)には酷というものです。調理施設はありますが、食品衛生の観点から自分たちで調理して食べるということはできないのです。今は10名ほどの寮生が3食弁当で我慢していますが、新学期が始まれば70名以上となります。

こんな状態の県立大学庄原キャンパスが続くようであれば、受験生からも敬遠される可能性が出てきます。仮に定員割れとなるようでしたら、大学の死活問題に発展していきます。今は大学間競争が激しく、都市部でも定員割れが続出しており、他の大学関係者には朗報かも知れません。少し過激に書きましたが、県の対応は呑気すぎます!