― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2023年9月5日(火) ]
表題は、本日の中国新聞朝刊の見出しです。庄原市内では、庄原格致、庄原実業、西城紫水の寮生の食事を提供していた会社が所謂、雲隠れしてしまい9月1日から寮生向けの食事が提供できなくなってしまいました。
新聞では県教委は4日に知ったということになっていますが、県教委も1日には事態を把握しており、対応が後手後手になっていると私は思います。予期せぬ事態にどう対応するのか、災害であれば炊き出しということもあるでしょうが、今回の事件は私たちに食料(生命)という危機管理が全くできていなかったことを露呈したのです。
予算第一主義であったことも原因の一つと考えられますが、成長盛り、食べ盛りの高校生に弁当では可哀そうです。栄養が心配との学生のコメントもありましたが、簡単には調理室に入って調理するには課題が多くあり、ボランティア精神旺盛な調理員が集まってきても厳しい現実があるのです。
県立大学庄原キャンパスも同じ業者でしたが、学食は学生が夏季休暇中でいないので良かったのですが、寮生は残っていますのでその対応にテンヤワンヤ状態です。この寮は基本、自炊できない施設となっており、また、山の中ですからコンビニも何もありません。
今日も市役所で対策を協議したのですが、「何とかしろ」という声は理解できますが、当面は、弁当やパンで対応することになりそうです。食材が集まるのに2週間はかかります。畑から直接調理室にとはなりません。食品衛生法も順守する必要がありますし、安全安心が担保される必要があります。
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