議員研修会でした

[ 2023年8月25日(金) ]

昨日は庄原市議会の議員研修会でした。講師に大津市議会議会事務局長を退職されたばかりの清水克士さんをお迎えし、「広報広聴の考え方」と題してご講演をいただき、その後、意見交換させていただきました。

彼は大津市議会事務局員として12年間勤められ、職員でありながら議会改革を進められたそうで、庄原市議会では考えられないというか、他の議会事務局でも滅多とない事例だと思います。何故、清水さんに講師をお願いしたかというと、以前、土山希美枝先生から大津市の取り組みを聞いていたからです。

口では開かれた議会とか言っていますが、何をもって開かれた議会なのかと常々思っています。会派としては積極的に情報発信したり、各地に出向いて色々な人たちと意見交換していますが、あくまでもそれは会派での活動です。課題は、庄原市議会としての広報広聴の充実をどう進めるかです。

昨日の講演で、同志社大学の真山達志教授の議会広報に関する外部評価意見が紹介されましたが、議会だよりは会派で報告すべきことを公費を使って一般質問中心の広報活動であり、公費の二重払いの無駄使いとバッサリです。一般質問は議員の仕事ではないとも。更に、一方通行であり、実際に情報が到達しているのか確認することは困難であると。

昨日の講演で、「なるほど」と唸ったのは、大津市議会を紹介している中学生向けのパンフレットです。主権者教育と口では言いますが、実際に行動されていることに敬服しました。紹介すればキリがないのですが、それらを全て議会事務局が主導して行っていることに驚きました。先ずは、大津市議会を真似ることから始めたいと思いますので、ご期待下さい。