G7サミット近づく

[ 2023年5月15日(月) ]

5月19日から広島市で開催されるG7サミットですが、日本全国の警察から警備(警護)の為に非常に多くの警察官が集まってきています。先週の県庁訪問時の県庁駐車場は警察車両で一杯でしたし、中国自動車道もひっきりなしに警察車両が移動していました。

G7サミットの前後、18日~22日を休業とする会社が結構多いみたいですが、どうしても原爆資料館や原爆ドームを各国首脳に訪れて欲しい広島県民の強い思いがありますから、警備に配慮してという面とは別に、原爆の悲惨さを知って欲しいという気持ちが大きく働いていると思われます。

主要議題のウクライナ問題ですが、戦争の長期化が言われていますが、代理戦争の様相を強くしてきており世界情勢が予測できない雰囲気を感じます。G7以外の招待国にインドやオーストラリア、韓国などやグローバルサウスの国々もありますので、ロシアと中国を除く世界中から集まると言ってもよいでしょう。

議長国として精力的に各国を歴訪した岸田首相ですが、やはり会って話し合うことは非常に重要だと思います。コロナ禍においてWEB会議が当たり前となっていましたが、日常が戻ってくると、やはり対面での会議が復活しています。表情を読みながら議論すること、その駆け引きは、交渉の醍醐味といえます。事前調整にはない展開も期待できます。

しかし困ったことも起きます。老人介護施設や障がい者施設に通う人たち、医療機関に通院している人たち等は県のホームページでは事前にご相談下さいと書かれていますが、市内では休所する施設等があるみたいです。ただ、コロナを経験したお蔭で、調整機能が上手く働いている的な新聞記事も拝見したところです。

何はともあれ、G7サミットの成功を祈ります。