きずなCafe 開催

[ 2023年2月28日(火) ]

昨夜は西城町で地域政党きずな庄原主催の「きずなCafe」を開催しました。今回の当番は徳永議員だったのですが、党員、党友が多く参加して下さり、人口減少問題について熱心に議論しました。

参加者16名を3班に分けて人口減少問題の現状分析、課題、解決法という3段構えでポストイットを使ってグループで議論しましたが、各班の発表の時、「みんな殆ど同じ認識なんじゃ」と感じました。都会からUターンした人から、「やはり田舎は不便だと感じます」と言われましたが、この不便という言葉が田舎の現状を表しています。

小学校・中学校でふるさと教育というか、郷土愛を育む教育を受けた子どもたちが高校生になると微妙に変化してくるみたいです。庄原市の良い点は?と聞けば、大抵が、豊かな自然と答えます。そして、不便と感じる点はと聞けば、ショッピングやファミレス等、仲間と遊びに行ける場所がないという回答が多数寄せられます。

そうやって我慢していた人たちがやがて結婚し、アパートを探したり家を建てようかと考えた時、生活する上で便利と思える土地に移動していく傾向にあります。働く場所は庄原市内であっても車で通勤できますから、問題ありません。昨夜の参加者の数名も、職場は西城だけど住んでいるのは旧庄原市内言われていました。

西城の自慢できる点は、コンビニが2軒ある。保育所から高等学校まで一貫した教育環境がある。スポーツ施設が多い等の意見が出されましたが、あるだけで、存続に難があるのが現状です。私が提案したのは、西城市民病院や支所周辺を核としたコンパクトシティーの整備です。古い町並みを再開発して上下水道の整備、安心住宅等、オガールプロジェクトを真似れば面白いものができると思います。「念ずれば花開く」です。