― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2023年2月22日(水) ]
今日から令和5年度予算を分科会形式(所管する常任委員会が分科会となる)により審査を始めました。私たち教育民生分科会の今日の審査は、教育委員会の教育指導課、教育総務課、生涯学習課の3課でした。
教育指導課は学校教育に関することが主ですから、私たちがどうしろとか言えるものは限られており、庄原市独自の小学校で行われている年に1回の標準学力調査(テスト)を実施する意味は何かという質疑がありました。結局、学力をつけることに主眼を置いたものであることは理解できましたが、庄原市の教育ということを語るものではありませんね。
3課の審査を終えて纏めを行ったのですが、このテストは不評でしたね。お子さんを持つお母さん議員も、子供の評価のためだけにしているとしか思えないと言われていました。ある議員は、「庄原の教育は何ですか」と聞かれたら、なんて答えるのだろうかと不思議がっていました。読書のまちという構想はどうなったのでしょうか。
予算(案)と言っても殆どはコンクリート(固まっている)したものですが、決算審査で指摘したことが新年度予算に反映されたものも中にはあります。委員会で視察に行き、委員長報告を行った、「口和郷土資料館」の改修に関する予算が示されましたが、多目的トイレの新設や収蔵庫の整備、防犯対策工事など実施されます。
教育は直ぐに効果がでるというものではないのですが、教育によって子供たちの将来が左右されることは間違いありません。そのことは、先生だけの問題ではなく、家庭問題、地域の問題等も複雑に絡んできますが、私たち議員はある意味、調整役でもあるのではないでしょうか。そんなことを考えながら今日の審査を行いました。
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