有意義な視察となりました

[ 2023年2月5日(日) ]

こんな寒い真冬に、それも山形や青森に視察に行くとは、何を考えているんならと言われそうですが、行って来ました。先ず、2月2日は山形市のコミュニティサイクルに関する視察でしたが、ときどき写真日記にも載せていますが、実際に自分たちのスマホに専用アプリ「ecobike」を入れて「自転車を借りる」と「自転車を返却する」を体験しました。

以前のブログにも書いている通り、山形市に副市長として内閣府から出向している井上貴至副市長が力をいれている地域公共交通全般について視察をお願いしましたので、自転車活用推進計画や、MaaSの現状等について講義を受けました。その後、実際にサイクルポートで体験して使用感を確認しましたが、庄原市も直ぐにアプリを導入すべきと感じました。

結局、使い勝手が良いから利用が進む訳ですから、使い勝手が悪いと誰も乗ってくれません。まあ、当たり前のことですけど。その後、古い小学校を改修した「やまがたクリエイティブセンター・Q1」を視察させていただきました。山形市は平成29年10月に「ユネスコ創造都市ネットワーク 映画分野」で国内初となる加盟認定を受けましたが、山形市には映画だけでなく、デザイン、工芸、メディアアート、音楽、食文化、文学などの分野の殆どがあることが評価されたのだそうです。

ですから、Q1には、観光、雑貨、洋服、カフェ、アートギャラリー、家具、美容室、シェアオフィス、交流スペース等が配置されており、正にクリエイティブセンターとなっています。これは実際に行ってみないと分からないというか、山形市と東北芸術工科大学が令和2年4月に締結した「Q1プロジェクト推進事業に関する連携協定」に基づき設立された株式会社Q1が運営管理業務を担っています。(興味のある方は、検索してみて下さい

山形市はDXも進んでおり、Q1の施設予約等はスマホでできます。井上副市長と意見交換もさせていただきましたが、若者から高齢者までスマホを活用したまちづくりを進めているという印象を受けました。彼は現在37歳ですが、発想力と行動力が彼の持ち味です。明日のブログは、青森県北津軽郡板柳町のりんごについて書きます。