― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2023年1月5日(木) ]
2022年から2023年へと変わりましたが、生活は全く普段通りでした。昨日は庄原商工会議所の新年互礼会が3年振りにライブ開催されましたが、飲食はなく、来賓挨拶を聞いただけで1時間で終わりました。
我社は正に零細企業ではありますが、今年はかなり厳しい年になると予想しています。政府も赤字国債頼みだけで景気浮揚とはならないことは分かっていながら決め手を欠いているのは事実です。全ての元凶とまでは言いませんが、ロシアがウクライナに戦争を仕掛けたことで世界経済のバランスが崩れてしまいました。
アメリカはやっとトランプの呪縛から解き放たれた感じを受けますが、今年も混乱は続くでしょう。問題の中国ですが、ゼロコロナ政策は結局は失敗だったと認める結果となっていますが、一党独裁の長期政権の歪みがドンドン出てくる気配を感じます。一帯一路は侵略政策であり、覇権主義そのものです。
では、庄原市に目を向けてみると、国からのコロナ支援金で何とかというのが実情ではないでしょうか。昨日の互礼会でも佐々木会頭が言っておられましたが、「なみか・ほろか」支援で何とか経済が回っている様に見えるが、その先は見通せないと。これって本音だと思います。つまり、実体経済との乖離があります。
補助金というか支援金というか、他力本願に慣れてしまった消費者と事業者の意識をどう変えていくかが、岸田政権の肝だと思います。あれもこれもの総花的発想ではなく、先ずはコロナで落込んだ経済活動を回復されることが一番だと私は思います。先ずは、インバウンドで世界の観光客を取り込むことから始めるのが近道でしょう。
問題は、庄原市の様な中山間地域を如何に活性化するかです。使い古されたフレーズではありますが、農林業の振興しかないと私は考えます。特に林業に関しては、森林境界明確化事業を推進して山から木が出せる森林構造改善事業を導入すべきです。カーボンニュートラルの観点からも、有害鳥獣対策の観点からも、健全な山に戻しましょう。
私の夢でもある、山の中に小さな木質発電所を作り、廃熱で野菜や果物の周年栽培をすることで、雇用が生まれ地域の営みを守っていくことができます。論語の勉強会で、2023年の具体的な夢を語るという宿題をいただいていますが、先ずは、有志による「夢プロジェクト」を立ち上げることを発表したいと思います。あなたも私と一緒に夢を追い求めませんか。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |