JR芸備線問題

[ 2022年7月19日(火) ]

本日午前10時より、「教育民生常任委員会」を開催しました。協議事項は、「公共交通について」でしたが、主には、JR芸備線の現状について担当課の市民生活課より説明をうけ、質疑を行いました。しかし、庄原市だけで解決できる問題ではありません。

4月11日にJR西日本が赤字線の収支を公表し、12日の朝刊各紙に衝撃を持って大きく報道されたことで、一気に存廃問題がクローズアップされました。6月議会での私の一般質問は、「JR芸備線の将来について」でしたが、その時の執行者答弁から大きく変化があったという今日の市民生活課の説明ではありませんでした。

生活交通としてのJR芸備線となっていない現実をどう改善していくのかという質疑もありましたが、ダイヤ改正をお願いしていく、利用促進策を考えるという当たり前の答弁ばかりです。その結果が今の芸備線です。観光にスポット当てた取組云々という答弁もありましたが、これも今までやってきたことばかりで、JR西日本は評価に値しないという判断です。

私は今日の質疑の中で、「広島広域都市圏構想」にどうして加入しないのかと投げかけましたが、私の一般質問への市長答弁は、「ただ今の時点で考えてはおりません」だったので、議論にはなりませんでした。委員会終了後の各委員との意見交換でも、「JR西日本と折衝する上でも重要」という意見もありました。

「乗って残そう芸備線」、本気のキャッチ・フレーズにすべきです。