議会改革

[ 2010年5月27日(木) ]

何度となく、「議会改革」については書いてきたことですが、今朝の中国新聞をお読みになった方も多いことと思います。庄原市議会議員が各地の自治会などに出向いて、議会基本条例の制定などの議会改革について自治会役員と懇談するというものです。

私は28日に高野町で自治会の役員さんたちと懇談の予定になっています。ご一緒するのは、野崎議員です。原則、出身地域には行かないということで、議会運営委員会の議員さんと一緒に行くスケジュールが組まれています。議会運営委員会で決められたことですから従いますが、少しばかり乱暴なやり方ではと思います。相手方からすると、議会改革はあなたたちの勝手でしょとなるのではないでしょうか。

議会で議論して練ったものを持っていくわけでもなく、皆さんのご意見を聞きましたという格好がしたいだけなのかと勘ぐりたくなるのは私だけでしょうか。議員定数について議論したことはなく、議員報酬についても政務調査費についてもしかりです。パフォーマンスと捉えられても仕方ないやり方です。私たち議員は、チャンとやるんだといってみたところで、これまで何をしてきたのかと言われたらギャフンですよ。

地域選抜選挙をやっているようでは、議会改革にはなりません。庄原市全体のことを考えて行動する議員・議会でないと、結局は市民が不利益を被ることになるのではないでしょうか。そのためには、自らを厳しく律する必要があります。それが、議会基本条例だと私は考えています。この基本条例でやりますと胸を張っていえるものを作る気が本当にあるのでしょうか。私はこの点が一番問題だと思っています。