自転車でまち興し

[ 2022年2月9日(水) ]

因島に自転車神社としても有名が大山神社があります。元々は耳の神さまを祀っていたそうですが、時代の変遷により船の神さまになったり建築の神さまになったり自転車の神さまになったりと、時代を先取りした大山神社です。

宮司の巻幡俊さんは神社本庁参与・広島県神社庁副議長などの要職にある、一種、やり手の宮司さんとお見受けしました。私の友人の友人と言うことから紹介いただき情報交換できたのですが、しまなみ海道の自転車道整備に併せて自転車に取組まれたのだそうです。因島のあちこちにはサイクルスタンドがあり、自由に休憩して下さいと書かれています。

これらの取組は尾道市の取組でもあり、広島県の取組とも合致しているもので、仕組みが出来上がっています。島内の各地(自転車屋やガソリンスタンド等)に尾道市が購入して自転車協会に管理委託している故障やパンクした時のための予備車両がかなりの台数置かれていました。動けなくなった人は協会に連絡を入れればレスキューが来る仕組みです。

新しく自転車を購入した人が大山神社にお祓いを受けに来る方も多いそうですし、全国各地からサイクリストが集う神社となっています。勿論、今はコロナ禍で外国からのサイクリストは殆どいらっしゃらないみたいですが、以前は台湾からのサイクリストが多かったそうです。通過型のサイクリストをいかに島内に留めるかが課題だと言われていました。

私たちはe-MTB(電動アシスト・マウンテンバイク)で大自然の山の中を走ることで庄原を好きになってもらい、できれば庄原移住に繋げたいという願いを込めた、自転車によるまち興しを模索しています。昨日の情報では、尾道市が新たにe-bikeを100台を購入し、従来の古いタイプの自転車と入替えるそうです。時代は、e-bikeです。