先延ばし

[ 2022年1月12日(水) ]

昨日、教育民生常任委員会が開催され、「庄原市立学校適正規模・適正配置基本計画の見直しについて」教育部教育総務課より説明を受けましたが、「先延ばし」と私は理解しました。

今回の基本計画を見直す理由として、①令和3年6月の総合教育会議における市長のまとめ、②令和3年9月議会での付帯決議、③子供たちを取り巻く教育環境に変化が出ている④協議を深めていく必要、実態を変えていく必要があることの4点が明示されています。あれこれと理由が列挙されていますが、教育委員会としての明確な理由は見当たりませんでした。

常任委員会の質疑で特徴的なものをあげると、Q:「延期ですか?」A:「延期です」。Q:「中学校は令和9年4月の統合は実施せず、統合の時期を定めないこととするとは?」A:「小学校で一定の取組をして中学校へと進む予定」。教育条件整備について、保護者、地域、教育委員会がより一層協議を重ねていくことが見直しの基本的な考え方との説明。

委員会終了後、議員全員協議会が開催され同様の説明がなされたのですが、「見直し」という表現は使われているが何も変わっていないという各議員の理解であったと思います。資料室に昨日の資料をアップしますのでご覧いただければと思いますが、目新しい内容ではありません。「白紙にします」ということにもならず、「先延ばし」しながら着地点を見出す作戦みたいです。

委員会のYouTube録画です←クリックでご覧いただけます。