― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2021年12月20日(月) ]
令和3年度第6回庄原市議会定例会が本日、最終日でした。新聞報道にもありました、「ラ・フォーレ庄原」の指定管理の指定について付託を受けた産業建設常任委員会で可否同数となり委員長賛成により委員会として原案賛成となった議案の採決が本日行われ、賛成14名、反対5名の賛成多数で可決されました。委員会で反対だった議員が賛成討論に立つという前代未聞の光景を目にしました。(いつもの様に、色違い部分をクリックです!)
庄原市議会は常任委員会制度を採用していますので、常任委員会で決定された事案は本会議では反対した議員も委員会の決定に従って態度表明することを常としています。ただし、少数意見の留保という、多数決で議決されたが委員長報告の次に少数者の意見を議場で表明することができるのですが、今回はその行為が行われませんでした。
委員会採決では可決となりながら本会議でも「やはり私は反対」ということでは、委員会制度そのものが形骸化することになり、委員会審議をなくして本会議で一発採決ということになれば、議会としての機能を否定するものとなる危険性を秘めてます。「可決したら従うが、やはり今は反対」という議員もいますが、これも如何なものかと思います。
「悩んで棄権したが」と棄権理由を言う議員もいますが、権利を捨てたことを自分で正当化しているだけです。私たち議員は限られた時間で審議して結論を出す場面もありますが、不断の議員活動、会派活動が支えです。勿論、市民との意見交換も重要ではありますが、咀嚼して自分のものとする必要もあります。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではなく、来年4月1日リニューアルオープンする、「桜花の郷 ラ・フォーレ庄原」を市民全体で盛り上げていきましょう!
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