COP26

[ 2021年11月4日(木) ]

COP26とは、「国連気候変動枠組条約第26回締約国会議」の英語の頭文字を取った略語。1997年の京都での会議はCOP3と呼ばれていますが、当時の気候変動と現在のものを比較すると桁違いに悪化していることは誰もが実感していると思います。

温室効果ガスの排出量を減らす必要があることでの認識は各国一致していますが、2050年までに排出量を「ネットゼロ」にすると表明した国は日本やアメリカ・西欧等123ヵ国ですが、ロシア・中国は2060年、インドは2070年と国によって大きく異なります。地球の温度上昇は加速度を増しており、悠長なことを言ってはおれない状況にあることの認識が足りないと思います。

世界中で異常気象によるものと思われていた大型台風や大雨による災害等の原因が温室効果ガスの排出にあることをやった認めた格好です。ロシアやアマゾンでは自然発火による火災で膨大な面積の森林破壊が進んでいます。日本は地球温暖化の影響を強く受けているエリアと言われていますが、四季が感じられなくなったことや線状降水帯という言葉を聞けば納得できます。

西城自治振興区さんが「市民と語る会」で、「自然災害」について意見交換したいと言われていますが、災害復旧の状況等もお話しする予定ですが、自分たちでできる温暖化対策を議論してみたいと思っています。西城には庄原市内で一番広い面積の人工林が存在していますが、活用の仕方いかんでは温暖化対策の切り札となるのではないでしょうか。

「日本の気候変動とその影響」というリポートです←クリックして読んでみて下さい。