貧すれば鈍する

[ 2010年4月28日(水) ]

「貧すれば鈍する」と言うけれど、正にその通りだと思います。貧乏を知らない政治家が政治をしているのですが、このことが逆に、貧乏にまっしぐらとなっていっているのではないでしょうか。そして、品性がさもしくなるのです。

民主党の小沢幹事長が一向に辞任する気配をみせない。私は彼に、「貧すれば鈍する」という言葉を送りたい。どう考えても、おかしいという判断から、「起訴相当」という判断が出たのです。一般人からすると、偽装工作をしていながら、「私は知らない」、「秘書がやったこと」では通らないでしょう。全ては選挙のためと我慢していた議員までもが文句を言い始めています。

お母さんから毎月、1500万円もお小遣いを貰っていたのを、「私は知らなかった」と言った鳩山さんもそうですが、潔くない。たとえどんなに否定しようが、お天道様は見てらっしゃいますよ!「嘘つきは泥棒の始まり」ということを教えられなくなるじゃないですか。国のトップから率先して嘘つきじゃ、この世も終わりです。子ども手当てでお金を配るから、私のことを許してとでも言うのでしょうか。

政治にはお金がかかるんだというなら、お金のかからない政治に転換するのが筋というものです。政党交付金という国民の税金が国会議員には配られているでしょ(共産党は受取拒否)。今の政権は本当は誰のための政権なのでしょうか。もう、国民という言葉は使わないことです。