コロナ禍での選挙戦

[ 2021年4月11日(日) ]

過去4回の選挙を戦ってきましたが、今回ほど反応が分かりにくい選挙戦は初めてでした。以前にも書きましたが、現職議員の申し合わせで、人を集める行為は慎むということにしたからです。

そういえば現職市長は昨日の夕刻、市役所前で集会を開かれていましたが、現職議員でないから問題ないと判断されたのでしょう。私も集会を開きたい気持ちは理解できますが、今はやはりいけんでしょう。現職議員で集会を開いた人はいないと思います。ということで、組織を持たない候補者も現職と互角の戦いができたのかも知れません。

私は今回の選挙戦では電話でのお願いは一切しませんでした。選挙ハガキもしませんでした。選挙ビラもしませんでした。しなかったことを自慢しているのではありませんが、もう、そんな時代ではないと思ったからです。固定電話は無くなり各自が携帯電話(スマホ)を持ち歩き、手紙や葉書よりもメールが便利となっています。

今回の選挙戦で私が重点的に行ったことは、「街頭演説」です。他市の議員仲間たちから、「兎に角、街頭演説しろ」とアドバイスを貰ったこともありますが、有権者も名前の連呼では判断できません。ということで、演説原稿を10パターン準備していましたので、地域事情にあった演説を組み合わせながら各地で演説させていただきました。そして、街頭宣伝活動は午後6時で終了しました。

ネットを活用しての選挙運動ですが、私は長年続けているブログがありますが、今回は7日間で3日だけ更新しました。今もこうしてブログを書いていますが、Facebookの様な短文ではないので時間がかかります。忙しい選挙戦の最中での自身による更新は厳しいのも事実です。でも、「ブログ読んでます」という有権者が結構おられたことは嬉しかったですね。

取り留めもないことを書き綴りましたが、今夜の開票を待つのみという「俎板の鯉」状態の私です。