広報活動

[ 2020年12月9日(水) ]

昨日は丸1日、「地域政党きずな庄原」の広報活動を街宣車に乗って行いましたが、手を振って下さる方もあり結構気分よく回ることができました。今日もブログの更新が終わったら広報活動です。「何だ、あんたか」なんて言わないで下さいね。

昨日のコースは地元の敷信自治振興区管内だったので、多くの支援者に会って話すことができました。その話題は、「市長選」が一番です。「林くんが出るんじゃ思うとった」と2名の同級生から言われましたが、「爺さんはダメよ」と笑いながら言うと、「そうよの~」には複雑な気持ちになりました。しかし、同級生は気心が知れており安心できます。

昨日の一番の気づきは、どの地域に行っても、有害鳥獣対策で電気牧柵やワイヤーメッシュで農地をぐるりとガードしていることです。それはまるで人間が檻の中で暮らしているが如くに見えました。一部地域では、耕作放棄地の田圃がイノシシの運動場になっていたりして、原野に戻るのも時間の問題と感じました。

どうしてこうなったのかと考えると、やはり答えは「山の手入れをしなくなった」からです。そして、山に竹が繁茂してくるともうお手上げです。山に入れなくなるからです。そんな楽園でイノシシなどが優雅に暮らしています。環境譲与税を活用して徹底したバッファゾーン整備を行えば農地は守られます。その際、バッファゾーンに広葉樹を等間隔で植えると草も生えなくなります。

そんなことを考えながら街宣車を運転していました。刈った草を買い取ったり、伐った竹を買い取ったりするのはどうだろうかとか、バイオマス発電ができないだろうかとか。そろそろ本気で有害鳥獣と対決しないと人間が逃げ出すことになりそうです。