広島県庄原市 市議会議員 はやし高正

公明党の斎藤哲夫さんが広島3区から衆議院に立候補と報じられましたが、自民党広島県連はまたしてもコケにされるのでしょうか。今回も東京が主導しているのでしょうが、このままでは岸田文雄さんの目は完全に無くなるね。

岸田さんの上に宮沢さんがいるからだという意見もありますが、それにしても岸田さんは情けない。どう考えたって、広島3区で自民党と公明党がそれぞれ候補者を立てて戦うことはあり得ないでしょう。立憲民主党のライアン真由美氏は早くから立候補表明して動いていますので、ゴタゴタしている時間的余裕はないはずです。

どういう力学が働いているのか理解できませんが、自民党は菅総理と二階幹事長で回しているんでしょうか。河井夫妻から目をそらす意味からも自民党ではなく公明党でいくことを選択したとしか思えません。今月のプレジデントは田中角栄特集ですが、二階幹事長も登場しています。彼は県議会議員を2期やってから田中派から出馬しています。

話を戻しますが、宏池会を残すために古賀さんが身を引いたことが逆に作用しているのではないでしょうか。石破さんのグループも存亡の危機という感じだし、自民党内で地殻変動が起きているのではないでしょうか。その余波が広島3区にきたと考えれば頷けます。結論とするならば、菅総理では自民党を纏めきれないということではなないでしょうか。

第二の小沢が出てくることを期待します。