政界再編

[ 2010年4月11日(日) ]

おじさんたちが、「立ち上がれ日本」を旗揚げされました。応援団長は、石原東京都知事であり、「立ち上がれ日本」の名付け親でもあります。どこまで国民にアピールできるかは疑問ですが、心意気は感じます。

「みんなの党」の渡辺党首が、「立ち枯れ」と揶揄していましたが、政治生命を賭けての行動には拍手を送りたいと思います。どこまで出来るかは全くの未知数ですが、民主党の政治は国を駄目にすると言い切るのですから、立派です。しかし、日本を駄目にした自民党にいた政治家ですから、同じ穴の狢と言われても仕方ないところでもあります。誠に複雑なことです。

亀井さんは早くから平沼グループを切り崩しにかかっていました。小泉さんが参加しなかったのは、そういう理由もあります。つまり、新鮮味がない所に移っても、自分の選挙が戦えないと判断されたのでしょう。恐らく、「みんなの党」も必死で説得工作を展開していると思います。政党名は違えども、後ろでは手を結ぶ政治家たち。呉越同舟も当たり前ですから、更に五里霧中となります。

結局は、政界再編と言ってみたところで、権力闘争であることには間違いありません。あれほどの民主党ブームだったものが、今では、駄目な党というレッテルを貼られようとしています。鳩山さんの指導力は弱く、小沢さんの指導力は強力ということのようです。2人共、政界再編のために戦ってきた政治家ではありますが、あまりにも手法が違いすぎます。

ゴーイングマイウエイは友愛政治を凌駕しています。投げ出さないことを祈ります。