― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2020年10月23日(金) ]
昨日の石破派の臨時総会で、「総裁選の結果について責任をとりたい」と会派の会長を辞めましたが、思いは複雑みたいです。過去何度の総裁選を戦ったのか忘れましたが、弱小派閥を率いて良く頑張ってこられたと思います。
派閥には属さないと言いながら、総裁選は派閥がないと戦えないとの思いから批判もありましたが石破派を結成されましたが、政策集団的な色彩が強かったですね。そして、ハッキリとものをいうタイプですから敵も多かったことは事実ですが、反面、庶民的な人で民放のテレビ番組にも良く出演されています。結論から言うと、国会では嫌われ世間では好かれということですかね。
安倍さんは恐らく、石破さんはあまり好きなタイプの政治家ではなかったと思われます。今回の総裁選で石破さんの息の根を止めたかったとまでは言いませんが、岸田さんに票を回してまでして石破さんを最下位にしてさらし者扱いにしたのではないでしょうか。石破さんは、このままでは派は分裂する可能性があると判断し、もう総裁選には出ません、菅政権を支えますとアピールしたとみます。
政治の世界では、一寸先は闇と良く言われますが、既に他の派閥から、「どうぞおいでください」とラブコールが始まっているそうです。私は菅さんと一定の距離を保って頑張って欲しいと思いますが、寄らば大樹の蔭と離反する議員もでるのかも知れません。意外と知られていませんが、石破さんは農林業に非常に明るい政治家です。
有望な政治家でも権力闘争に敗れたら下野するしかないのが残念です。
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