今度は吾妻山ロッジ

[ 2020年10月17日(土) ]

今朝の中国新聞を読み進んでいき、「今日の県北版はどうかな?」ってワクワクしながら紙面を見ると、「吾妻山ロッジ 来月15日に実質的閉館」が目に飛び込んできました。今度は吾妻山ロッジかと、落胆しきりでした。

7月31日に県民の森の指定管理者「比婆の森」が自己破産したばかりですので、凄くショックです。県民の森には高校生の時に同級生とキャンプに行った思い出が今でも強烈に残っています。一方、吾妻山国民休暇村時代の1985年8月に卒業後初めての中学校のクラス会を休暇村で開催したことから、それから何度も行っていました。特に雪のある吾妻山は好きです。

コロナで全てを片づけることには無理があります。休暇村協会は独立採算的なところがあるそうで、営業成績によって支配人の給与に差がでるというお話も伺ったことがあります。そんな中、休暇村帝釈峡と休暇村吾妻山ロッジは一体的経営をされて吾妻山ロッジを存続させてきたと記憶しています。(個人の記憶ですので、間違いがあるかも知れません)

私の10月10日のブログに、「かんぽの郷庄原の経営危機問題」と題して書かせていただきましたが、コロナを理由に何も手を打たず、何とかなるだろうという安易な考え方でいたら取り返しのつかない事態となると警告しています。「万策尽きる」という言葉がありますが、私の尊敬する鍵山秀三郎さんは、「万策は尽きません」とおっしゃっています。

裸一貫、自転車の行商から始め、今ではカー用品業界売上第2位、営業利益ではダントツNo.1の企業に育て上げた鍵山さんだからこその言葉です。