― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2020年8月10日(月) ]
河井夫妻による大規模買収事件で現金を受け取って前市長が辞職したことに伴う、安芸高田と三原の市長選は、安芸高田市は石丸伸二氏が当選、三原市は岡田吉弘氏が当選されました。石丸氏は37歳、岡田氏は35歳という、政治経験が全くない2人です。
安芸高田はひょっとすると接戦かと思っていたのですが、有権者は真っ新な石丸氏を選びました。市議会議員の殆どが前副市長を応援していたみたいですが、石丸氏の、「これまでと同じ政治を続けるのか」との主張にはインパクトがあったと思われます。11月にある市議会議員の改選には多くの若手新人議員が出てくる可能性を感じます。
三原の場合は、安芸高田とは少し違っていた様ですね。河井案里に敗れた自民党の溝手顕正さんたちが岡田氏を応援するという構図だったみたいです。岡田氏も、「クリーンな政治」を強調して有権者の支持を集めた訳ですが、投票率は前回より8.83ポイント下回る48.39%ですから、少し盛り上がりを欠いた選挙戦であったのではないでしょうか。
それぞれ裏事情もあったと思われますが、しがらみのない政治を期待する有権者の声が反映された結果で、正に、サイレントマジョリティーの勝利と言えます。安芸高田の市民も三原の市民も、私たちのまちは生まれ変わりますと宣言したといえます。そうなると、両市長は大胆な市政運営ができますから、間違いなく変わっていくでしょう。
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