プロポーザル(提案)

[ 2010年3月30日(火) ]

本日、午前10時10分より、庄原中学校大規模改修(新築)にかかる、事業者からのプロポーザルが行われました。企業名は伏せて、A社からE社という呼び方で、C社からE社、A社、B社、E社の順に提案が行われました。

審査委員は、教育長・副市長2名と、外部の学識経験者(専門家)3名の合計6名で構成され、提案に対して質問されていました。私たち一般傍聴は、発言できません。個人的感想を述べさせていただくと、よく研究された提案と思えるものもあれば、概念的なお話しで具体性に乏しいものまで、5社5様の提案でした。授業を続けながら新築する訳ですから、安全面や騒音の問題なども重要です。

景観に配慮した建築物ということも重要ですね。目の前は上野公園ですから、学校だけの問題でもなくなります。そして、地元の木材を多用するという課題もありますが、本当に地元材が集まるのか。また、市の政策による、ペレットボイラーやペレットストーブを積極的に使うということも条件にあったように思います。環境に配慮した、エコ施設という側面も重要な課題です。

地域に開かれた学校という観点から、地域交流スペースも必須課題でした。明るい教室や死角のない教室配置も要求されます。折角、建替えるのですから、なるべく後悔しないものを建てたいものです。地域開放の体育館などの使い勝手も考えなければなりませが、安全安心との兼ね合いも大切です。

これから活発な議論が展開されると思いますが、妥協することなく、多くの皆さんの賛同を得れる中学校になって欲しいものです。