やはり時間不足

[ 2020年6月22日(月) ]

午後から2番手で一般質問を行いましたが、持ち時間が本来の半分の15分ではええことになりませんでした。普段でも議論が噛み合わず欲求不満で終わるのですが、今日の相手は籠の鳥でした。

「新型コロナウイルス感染症に対する教育現場での対応について」教育長に質したのですが、予想通りというか、「困難はありましたが何とか頑張りました」的な答弁が多かったです。私が模範的回答ですねとジャブを打ったのですが、意に介さずという感じで準備していた答弁を続けられました。本当は言いたいことは山ほどあったのでしょうが、沈黙は金なんでしょうね。

GIGAスクール構想を言うつもりは全くなかったのですが、今回のコロナ問題でオンライン学習はどうだったかと聞いたところ、庄原市内の小中学校ではゼロであったということから、広島県教委の公立高校でのオンライン学習導入について語る中から、早期に取り組むべきと注文をつけさせていただきました。それこそ、教育格差が拡大している現実を直視すべきです。

コロナ対策二次補正でタブレットを市内の小中学生に配布するということはええけど、教える側が勉強する必要があるし、通信インフラの整備も必要です。これらに対する国の予算も補正でつけられているので、早期に段取りされることを市長部局と教育委員会で話あいながら進めるようにも強く言いましたが、やる気は感じられませんでした。

従来の手法にこだわっていてはイノベーションは起きません。取り残されても誰も救いの手は差し伸べてはくれません。ただ、沈むだけです。