コロナ来るな!

[ 2020年4月27日(月) ]

母親がデイサービスに週3回行っていたのですが、膝の具合が悪く、先週から週に1回だけ月曜日に行くことにしました。本人は、新型コロナウイルスの影響でデイサービスが休みになったものと勘違いし、「コロナ来るな!」と独り言を言っていました。

昨日夕方のNHKの番組で、デイサービスが休みになって認知が進んだ老人、感染を恐れて休んだら歩行が難しくなった老人、ヘルパー派遣の要請が多くても対応できない現場、限界が近いヘルパーさんの現状等、介護現場の抱える問題を特集していましたが、高齢者を抱える家族にとって高齢者支援施設が無かったらと考えると、恐ろしいものがあります。

私の母親は今から20年以上前からデイサービスを利用しています。私の亡くなった親友が市内初のデイサービスの責任者になったこともあり、彼に誘われて通うようになりました。当時は週に1回で、行ってもどうちらかというと、ボランティアスタッフの様にしてお手伝いしていたみたいです。それが段々と年齢を重ね、週2回となり、今では週3回となりました。ちなみに、母親は現在、97歳です。

今は母親の状態も落ち着いていますが、一昨年は何度も入退院を繰り返し体力も落ちて大変な時期があり、訪問入浴や訪問看護などで大変助けられたことを思い出します。その時に、介護の仕方を少し習いましたので、デイサービスに行けない時は夫婦でシャワー介助しています。しかし、全く歩けなくなった時には専門家でないと無理ですね。

全国各地で当たり前の生活が当たり前にできなくなっています。全ての人たちが新型コロナウイルスの影響を受けています。私の母親ではありませんが、「コロナ来るな!」と叫んでみますか!