分科会終わる

[ 2019年9月6日(金) ]

昨日、平成30年度決算審査の分科会(企画建設)の3日間に亘る審査を終えました。所管課を審査した訳ですが、どうでも発言したいという委員が1名いらっしゃり、行事役の私がもう少しでキレそうになりました。

各課の担当者から歳入と歳出の説明を受け、主要事業の成果に関し報告を受け質疑を行う訳ですが、限られた財源だけに重箱の隅をつつく様な質問も出てきます。ですから、我田引水的発言も時にはあるのは事実ですが、目に余れば発言者に対して注意させていただきます。限られた時間での審査ですので、発言の公平性にも配慮する必要があります。

済んでしまった事業の審査をして何になるのかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、税金を使って事業を行っている訳ですから、それぞれの事業の性格も考慮しながら、費用対効果だけでない部分も十分審査し次年度予算に反映させるために審査します。しかし、事業の殆どが前年度事業の踏襲であるのも事実です。

情けない限りですが、自由に使えるお金が殆どない窮屈な予算ですので、「有利な補助金を取ってこい」と檄を飛ばす委員の声が虚しく聞こえました。貧すれば鈍するという言葉がありますが、嫌な言葉ですね。