庄原の人口問題をとことん考える民間会議との意見交換会

[ 2019年8月10日(土) ]

「庄原の人口問題をとことん考える民間会議」は、人口減少問題に民間の立場でもその対策を進めるため、平成30年1月に46名のメンバーにより立ち上げられました。そして10ヵ月の議論を経て、同年10月22日に木山庄原市長に提案書が手渡されました。

提案内容は、1.人口減少対策の窓口一本化について①人口減少対策の専門窓口の設置。2.人口減少対策の官民連携について①官民連携により人口減少の要因把握や分析の徹底②年次ごとの数値目標の設定とPDCAを回す。3.まち部会、ひと部会、しごと部会が、個別施策のとりまとめ。という大きく3項目からなっています。少し見にくいですが、商工会議所の会報です。

昨日は、庄原商工会議所の佐々木会頭(民会会議会長)、庄原市社会福祉協議会の山内会長(民間会議副会長)他4名の方がおいでになって議員全員と意見交換したのですが、民間会議の皆さんは、提案書を提出してもなしのつぶての市役所に対する不信感みたいな雰囲気がありありでした。恐らく、殆どの議員は民間会議の存在そのものをご存じなかったみたいです。

初めての意見交換会でしたが、今後は議員全員協議会の場ではなく、民間会議の各部会メンバーと議会の常任委員会メンバーによる意見交換を考えましょうということで閉会となりました。人口減少問題に無関心な市民が多いのだろうという意見もありましたが、どうして無関心になったのか、そこに課題解決の答えがあると思います。