清渓セミナー

[ 2019年7月28日(日) ]

26日から1泊2日で、「第24回清渓セミナー」を会派の仲間と受講しました。今回は、いつもの福岡政行さんと片山善博さんが、「安倍政権の無策」批判を展開されたましたが、「地方議員はもっとしかりしろ!」との激励だったと受け止めました。

1日目は、熊本市長の大西一史氏がトップバッターで熊本地震の経験をお話されたのですが、印象的だったのは、「露見した公助の限界」というフレーズです。市の職員も被災している訳ですから、体制を急ごしらえで作っても4日はかかったそうです。これは余談ですが、大西市長は被災後3週間お風呂に入れなかったそうで、皆が近寄らかなったと笑っておっしゃっていました。

詳細は報告書をアップしますので、お待ちください。講義Ⅱは、静岡大学教授の池田恵子氏が、「女性の視点を生かした災害に強い地域づくりと題して講演されました。被災した自治体関係者の殆どは男性がトップを務めており、女性や障がい者に対しての配慮が足りないというよりも無いに等しかったという厳しい指摘をされましたが、事例を聞けば納得しました。

仮設トイレの設置に関しても、男性用と女性用を分けているだけで問題ないと思うのは男性であり、女性は男性用とは距離を置いて見えない様にして欲しいと思われていると聞いた時には、「なるほど」と思いました。トイレは唯一安心できる空間を提供してくれる場なのです。物資に関する要望でも女性は生理用品が上位でしたね。

2日目の講義内容については、「明日の心だ」ということにしましょう。これも余談ですが、26日のカープ・ヤクルト戦をホテルの部屋から観戦することができました。正に目の前が神宮球場でしたので、「超ラッキー」でした(ときどき写真日記)。