勝っても体に悪い

[ 2019年7月22日(月) ]

この前はカープが連敗すると飲み過ぎて体に悪いというブログを書きましたが、巨人相手に3連勝しました。これはこれで体に悪い勝ち方だと思いますが、天候まで味方につけるとは、カープの底力を見た気がします。

逆転のカープが復活しました。粘りが出てきたように感じます。巨人に3連勝したことで、何となく「自信」を取り戻してきたのではないでしょうか。諸悪の根源は交流戦にあることは間違いありませんが、「自信喪失」という病気になっていたみたいです。しかし、昨夜の誠也のサヨナラヒットで、「今日も負けるかも」という呪縛からやっと解き放たれたと信じたいですね。

人間、精神を鍛えることはそう簡単ではありません。巨人を9連覇に導いたかの川上哲治氏にしても、あらゆる方法で自己鍛錬に勤しんだそうですが、決め手はなかったみたいです。実際に試合をするのは選手ですから、指揮官がとやかく言っても選手を迷わすだけです。当時の巨人には優秀なコーチングスタッフがそろっていたみたいです。

やはり、組織で戦うということです。長嶋や王だけが頑張れば試合に勝てる訳ではありません。豊富な資金力で優秀な選手を集めていたということもあるでしょうが、勝つ味を覚えた選手がドンドン成長していったことが連覇の原動力だったのでしょう。ここにきて、3連覇した勝つ味をやっと思い出したのかも知れませんね。