プラごみ問題

[ 2019年6月17日(月) ]

レジ袋がどうだ、ペットボトルはどうするとという話題が急にクローズアップされてきたが、どうしてだろう。マイクロプラスチックという言葉も良く聞くようになったが、海に流れ込んだプラスチックが自然研磨され微細化されたものだそうだ。

ゴミを制した者は国を制すと言っても過言ではない時代を迎えている。海洋ゴミは主に不法投棄されたものだそうだ。私にはどうして海にゴミが捨てられるのか理解できないのだが、これは今に始まったことではないというから根は深い。どこかの国はゴミをコンテナに積めて外洋に沈めていた時期があると聞いたことがある。

微細なマイクロプラスチックは魚が食べると食物連鎖で最終的には人間が食料として食べることになる。海洋深層水として飲まれている水にもマイクロプラスティックが入っている可能性があるそうだ。では、プラスティックをどうやって減らすかであるが、そう簡単には減らせないのが実状だ。冒頭にも書いた、レジ袋やペットボトルが消えたらどうなる。

環境先進国のドイツでは、レジ袋の代わりにマイバッグを持ち歩き、ペットボトルや瓶はディポジット(保証金制度)で回収しています。基本、ドイツには自動販売機がありませんし過剰包装もありません。スーパーで食料品を購入しても最低限の包装しかしてくれません。昔の日本も買い物かごで、包装は紙か経木(薄い木片)でしたよね。