― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2019年5月11日(土) ]
日本自治創造学会の会場に着いてみると、安芸高田市議会のメンバーや岡山県高梁市の宮田さん、その他数名の知り合いの議員に会うことができました。今回のテーマは、「地方はどう生き残るのか」だったのですが、少し不満の残るものでした。
多くの人を集めての講演や事例発表ですから、深いお話が聞けないことは分かっていますが、「凄いね」だけで終わりという感じを受けました。600名からの地方議員が聞くだけでなく、一歩を踏み出せる仕組みがあればと考えます。その点、清渓セミナーの様に講義+分科会形式だと、より具体的な議論が展開できるので、他人事では終わりません。
研修会に行く事が目的になっている議員も多いと感じますが、手前味噌かも知れませんが、庄原市議会の様に議員全員協議会の場で研修内容を発表し質疑を受けるという仕組みを採り入れれば、聞くだけで満足とはならないでしょう。そんな思いから、中山間地域の諸課題解決セミナーを始めたのです。嬉しいことに、「今年も12月ですか」と聞かれてきた議員さんがありました。
片山善博さんの講演で、「借金だらけの国から、お金はドンドン送りますから地方創生して下さい」と言われて、「国の借金も一向に減らせないのに、それはおかしい」と何も言わなかったのは、あなたたち、地方議会ですよと。片山さんは鳥取県知事時代から同じことを言われ、私たちは黙って同じことを聞いているのです。
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