市議会臨時会

[ 2010年2月15日(月) ]

今日は、1日の会期で臨時会が開会されました。この前のブログに書いた、国の補正を受けての第4次庄原市経済危機対策の補正予算の審議が行われ、賛成全員で可決されました。どうも、実効性があるのかないのか、判断の分かれるところだと思います。

ついに政府が消費税の議論をすることにしたようだ。いつまでも埋蔵金だ、国債の増発だとばかり言っておれなくなったのが、実情でしょう。景気浮揚のためにお金をばらまいても何も変わらず、景気は不透明なまま、本当に二番底がくるのではと心配にもなってきます。ギリシャの経済危機にEU各国が協調して金融支援に乗り出しました。そして、日本の不透明(国債発行残高の多さ)さに、世界が注目し始めてきたのです。

国も本気で借金体質を改めなければ、世界が相手にしてくれなくなり、金利が上昇して市場で国債が売れなくなる危険性がでてきました。これ以上の格付けが下がることに危機感を感じて、消費税の議論となったのではないでしょうか。国にお金が回らなくなれば、どうなるのでしょうか。国家が破綻することにでもなれば、想像するだけでも怖くなります。

突然ですが、庄原赤十字病院の増改築工事に対する支援を求める要望書が議会に提出されました。総額約59億円からの事業で、今年の11月から工事に入ろうかというものです。噂には聞いていましたが、正に突然にという感じです。全面的なご支援を宜しくお願い致しますと書かれていますが、一体どの程度の支援を期待されているのでしょうか。22日の議員全員協議会で明らかになるようですが・・・

庄原市はお金持ちなのか貧乏なのか、やっていることを見ればお金持ちみたいですし、市民感覚は貧乏生活を余儀なくされているのではと。必要なものしか買わない(買えない)市民にとって満足できる政治とは。夢を語れるまちの実現に向けて何をすべきか、考えよう!決して諦めることなく。