異動の季節

[ 2019年3月28日(木) ]

地元の板橋小学校の先生たちが異動の挨拶に来て下さいました。校長は神辺から単身赴任でしたが、今度は自宅から通える松永小学校に赴任されるそうです。若い元気の良い先生が退任となっていたのですが、出身地に近い和歌山県で採用になったそうです。

昔は地元出身の先生が多くいましたが、近頃は地元出身は珍しいくらいです。地域で育てると言いますが、先生たちからすると煩わしいのではないかと勝手に思ったりします。時代は変化しているのに、いつまでも昔流を言っても仕方ないと思ったりもします。お爺ちゃんやお婆ちゃんも元気で働きに出ている時代ですからね。

となると、益々、学校の役割が重要になってくるのかな?親は共働きで、祖父母も共働きという家庭が結構あるんじゃないかな?これが安倍さんのいう「美しい国 日本」なんだろうか。アメリカもイギリスも方向性が見いだせなくてもがいているけど、日本も似たようなものだと感じる。「働き方改革」とキャッチフレーズだけは立派だけど、「1億総活躍社会」のワーカホリック。

「昔は」という言葉はあまり使いたくなかったのだが、貧乏だったけど、昔はゆったりして楽しかった。家族が揃っていたので、家族の中で社会性も備わったと思う。今でいう、行き過ぎた躾なんてなかった。肉はなかったけど、ご飯と漬物だけで十分だった。しかし、時代は変わったのだから昔を懐かしんでも仕方ないが、器を変えることはできる。