政務活動費

[ 2019年1月30日(水) ]

今日のお昼のNHKニュースで、富山市の現議長や元市議ら8名が書類送検されたとの報道がありましたが、2016年に起きた政務活動費不正事件が未だに解決していなかったことに今更ながら驚きました。

現議長がインタビューに答えて、「適正に処理しており問題ない」という趣旨の発言をしていましたが、問題があるから書類送検されたのではないでしょうか。彼は事件解決の旗振り役だったそうですから、全く理解に苦しみます。富山市には会派で視察に行き勉強させていただきましたが、多くの素晴らしい実績をあげておられる優秀な自治体ですから残念です。

市議会議員の報酬増額を市長が提案したりして問題にもなりましたが、議会対策は報酬と政務活動費で行っていたのかなと勘繰りたくもなります。しかし、議会や議員は何を考えていたのでしょう。庄原市議会は月額3万円の政務活動費が支給されていますが、使途基準は、恐らく、日本一の厳しさだと思います。市民の税金を使わせていただくのですから、当たり前ですよね。

と書きながら、どうかなと思うこともあるので少し書かせていただきますと、「会派等で、講師を呼んで講演会を開催する場合、議員に対する政務活動費であるから一般市民がその講師の講演を聞くことはダメ」というのがあります。議員の資質を高めるために使う補助金であるというのが理由ですが、皆さんはどう思われますか。