― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2019年1月18日(金) ]
土佐の森救援隊 理事長の中嶋健造さんを西城に招いての自伐型林業経営に関する勉強会は内容が濃く、グイグイ話に引き込まれていきました。若手の林業従事者が3名参加していたのですが、正に、「目から鱗が落ちる」という感じでした。
会派のメンバー以外は林業経営に携わっている人たちばかりでしたが、自伐型林業で生計が立てられることを理解されました。特に若手の3名は、「是非、高知県に行って勉強させてください」と中嶋さんに相談していましたので、庄原発の若手自伐型林業第一号が誕生するのではないでしょうか。彼等曰く、「最初は信じれなかった」そうです。
高知県ではゼロからスタートした自伐型林業が今では400名を超え、まだまだ増えているそうです。ですから、趣味で山で木を伐っているとは誰も言わなくなったとも中嶋さんは笑いながら仰っていました。約500万程度で中古の小型ユンボ、林内作業車、2tダンプ等を揃えれば、木にもよりますが、2-3年で年収400-500万円は十分可能となるのです。
中嶋さんはもの言いが私よりもストレートですので、過激と捉えられることも多々あるみたいですが、自伐型林業を普及させたいという強い思いからと私は理解しています。次回は庄原市で自伐型林業についてのフォーラムを予定にしていますので、興味のある方は気に留めておいてください。折角、植林した山が二束三文では先祖が嘆きます。
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