― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2018年11月19日(月) ]
私が購読している「みやざき中央新聞」に、ある素晴らしい会社の紹介記事が載っていました。その会社のモットーは、「いい会社をつくりましょう」で、受けを狙ったものではなく本気で社長が考えたモットーだそうです。
凄く興味が湧いたので過去の日経の記事をネットで探して読みましたが、本当に素晴らし会社でした。会社の名前は、「伊那食品工業」さんです。私がああだこうだということは書きませんが、毎年の新規採用は大体12人から15人なのだそうですが、応募が何と、3000人くらい来るそうです。ちなみに、会社がある場所は長野県の伊那地方という辺鄙なところです。
この会社は、終身雇用の年功賃金です。今は約550人程の社員さんがおられるそうです。2年に1度、海外に社員旅行(個人負担有)に行ったり、3年に1度、スタッドレスタイヤ手当として2万円を支給されています。そして、地域に開放している食堂や会館など、地域貢献活動に年間10億円程度使われているそうです。
社長は、自ら考えだされた「年輪経営」を実践されています。木の年輪は、若い時は幅が広いですが、年数が経つに従って狭くなっていきます。つまり、会社経営は無理をしないことが肝心だとおっしゃっているのです。誰もが斜陽産業と考えていた「寒天」を徹底的に研究開発することで、1958年の創業以来今でも会社は安定的に低成長しています。
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