「学びの森」 仕事始め

[ 2010年1月25日(月) ]

昨日は、「板橋さとやま学びの森」の仕事始めでした。午前9時に集まって、機械の点検をするグループ、倒木の整理をするグループ、トイレ棟の敷地を造成するグループに分かれて作業を行いました。そしてお昼は、新年宴会となり、大いに盛り上がりました。

20数名が集まって来られましたが、最初の頃の様な、「何をするんかいの」的発言はなくなり、各自が自主的に行動する集団に成長しています。機械類も増えましたが、日頃の点検の大切さも理解されており、大きな故障もなく稼動できる状態にあります。開発地区も図面にしましたので、どこをいつまでに開発するということも明確に分かるようになりました。

3月末までに、障害者用トイレを主体にしたトイレ棟を建築することにしています。プロの大工、左官、給排水設備屋、電気設備屋を主体に、全員がボランティアで取り掛かります。簡易水洗にしますので、これまでの仮設トイレで不自由をおかけしていた高齢者や、障害者、保育園児なども、安心して用を足せることになります。やはり、下半身の安全確保は重要です。

来年度は、学習を中心としたプログラムを多く組む予定にしています。都市部との交流を通して、山や農業についてお互いが理解し合う仕組みを作りたいとも考えています。学びの森入り口に整備している古民家を活用しての、宿泊体験も実施します。いよいよ、庄原定住者を掘り起こす時期に来たともいえます。今年は、山に入って作業をすることが多くなりそうな私です。