盆野球

[ 2018年8月16日(木) ]

昨日は、「70周年記念 敷信地区親善野球大会」が庄原中学校グランドで開催されました。昭和23年から始められた親善野球大会ですが、開催日が8月15日のお盆であるため、敷信では「盆野球」と呼ばれており、今日まで続いています。

第1回大会は、現在、JA庄原の漬物工場になっている旧板橋小学校グランドで行われたそうです。その後、敷信中学校のグランド(中学校統合後は板橋小学校グランド)や実業高校グランド、運動広場などで開催されてきましたが、平成27年から庄原中学校グランドで開催する様になりました。

70年の歴史の中で5回ほど雨天中止となっていますが、平成5年までは一度も中止はありませんでした。これにはトリックがあり、何回大会までかは分からないのですが、昔はチーム数が多かったので、8月15日と16日の2日間「盆野球」をしていたのだそうです。ですから、万一雨が降っても何とか消化できていたものと思われます。

優勝回数でみると、是松自治会が15回優勝しています。その次は、12回の板橋東自治会となりますが、近年は、高門自治会が初優勝したりしており、どれだけ協力助っ人を集めることができるかが勝敗の分かれ目みたいです。嫁が敷信地区出身なら旦那や子供も出場OKなんです。まあ、盆に集まってワイワイ楽しむのが、敷信流の盆野球の原点といえます。