大恩人が逝去

[ 2018年4月29日(日) ]

一昨日、私の人生で最大の恩人といえるKさんが亡くなられました。彼は地元選出の代議士であった故永山忠則さんの地元秘書として活躍されていた方で、政治に関するあらゆることを教えていただきました。

私のことを息子の様に可愛がって下さり、いつでも、「たかまっさん」と呼んで下さっていました。ですから私も、「お父さん」と呼んで慕っていました。本当に子どもの頃からのお付き合いでした。たまたま、私が板橋東自治振興区の副区長に選ばれたことで、区長をされていたKさんとの二人三脚が始まりました。

それまでは役員会も殆ど開催されていなかったのですが、月に1回は必ず役員会を開催する様に改め、各部活動を活性化していきました。そんな自治活動をしていた49歳の時、「市会議員になろうと思う」とKさんに打ち明けると、「そりゃあええことじゃ。やりんさい」と二つ返事で応援を約束して下さいました。彼の中にいる「選挙の虫」が目覚めたのです。

Kさんは永山先生の選挙を長年仕切ってきた方ですから、私からすると、「選挙の神様」的存在でした。「たかまっさん、キャッチフレーズは」と問われ、「まだ決めていません」と言うと、「自治振興」でいきんさいと一言。実は、永山先生の門下生が今の敷信の基をつくられたのですが、徹底した「自治振興」の精神が基本だったのです。

私の永久のテーマである、「自治振興によるまちづくり」の原点は、Kさんにあります。自分の道は自分で切り開くというタイプのKさんでしたので、根っからの自治男だったと言えます。Kさんのご冥福をお祈りすると共に、今後も精進を続けることをお誓いいたします。