― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2018年4月17日(火) ]
昨夜の会派活動報告会は、途中から、「市政懇談会」になりました。議会の議員が行う報告会には限界があります。市民の方々は議会のことを聞きたくて来られているのではないことが昨夜はハッキリと分かりました。
三次市の市長をされていた村井さんがこう言われたことを良く覚えています。「住民の意見を聞ける場は、市政懇談会である」と。丁度その頃、庄原市では市政懇談会を開催する地域を減らし、発言できる人も限定した、市政懇談会とは言い難いものになっていたのです。そんなことを村井さんに言ったら、「何で折角のチャンスを放棄するのか」と言われました。
住民の不満は確実に増しています。自治振興と言いながら予算は一律20%カットとは何事かと叱られました。サロン事業の予算もカットされ、「言うこととやることが違い過ぎる」とも。「議会は黙ってみているのか」と、兎に角、叱られてばかりでした。「パンダなんて何事なら、すべきことは沢山あるじゃないか、何を考えているんなら」と畳みかけられました。
確かに、議員にでも言わなければ誰に言うです。農林業の振興と言いながら、市役所にはプロはおらんじゃろうがと言われる始末。最後には、議員が諦めたらお仕舞だから言い続けて市役所内部を改革して下さいと注文をつけられました。もっと議会も議員も力をつけて執行者と対峙する様でなければ、「是々非々」という言葉は虚しいものとなります。
「答えは現場にあり」と良く言われますが、現場に足を運んで住民の声を聞くことは執行者の大切な使命です。
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