― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2018年3月20日(火) ]
昨夜は異業種交流グループで、「せとうちDMO」マーケティング スペシャリストの木村さんから古街計画という非常に面白いお話を聞かせていただきました。庄原市に外国の観光客を呼び込もうという素敵な計画が動き始めています。
詳細は書けませんが、木村さんが庄原市の田園風景というか、景観に魅せられことが計画の始まりだそうです。外国からの旅行者も2度、3度の来日となると、「有名な観光地ではなく日本的な場所に行って見たい」との要求が出てくるそうです。日本的とは、外国にはない田園風景であったり、日本家屋、日本料理などだそうです。
既にリノベーションする予定の古民家も3軒見つけているそうですが、設計者は日本家屋のスペシャリストとして超有名な方だそうで、どんな家に生まれ変わるのか今からワクワクします。せとうちDMOを構成しているのは、兵庫・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛の7県ですが、金融機関や多種多様な企業も参加しています。STU48もせとうちDMOが仕掛けたものです。
この7県の古民家をリノベした古街が各地に出来れば、外国人観光客がドンドン田園地帯に入ってくる環境が整うと木村さんはおっしゃいました。移動手段は公共交通が期待できないので、レンタカーを想定しているみたいですが、多言語ナビもあるので問題ないそうです。実際に徳島県三好市祖谷には多くのフランス人観光客がレンタカーで訪れているそうです。
これまでも、住んでいる人には何てことない田舎の風景や古民家が、お宝に生まれ変わるチャンスがやってきたのです。ただ、地域を巻き込んでお宝をキレイにする、草刈りなど(環境保全)が必要と感じました。
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