予算審査で感じたこと

[ 2018年3月2日(金) ]

昨日のブログだけでは消化不良ですので、part2として書かしていただきます。審査のやり方は、先ず、担当課の課長が一気に予算案と事業内容を説明し質疑に入るというパターンですが、時として噛み合わない質疑に陥ることもあります。

予算書も印刷されており変更できる余地は殆どありませんが、「どうしてこの事業にこの予算」と聞いてみたいのが議員の性というものですが、とどのつまり、「予算がなかったら取ってこい」という発言まで飛びだす始末に、一同、あんぐり。合併して13年が経とうとしている中で、未だに出身地域の事ばかりいうのもいかがなものかと感じます。

昨日の審査に比婆牛の増頭に対する補助金があったのですが、補助金を入れないと比婆牛は増えないと感じました。昨年の全共で多くの和牛を見せて頂きましたが、比婆牛の課題は体躯にあると思います。同じ期間(時間)をかけて肥育するなら、これまで改良してきた黒毛和牛種に軍配が上がります。全共の会場でも、「果敢な挑戦」と比婆牛は紹介されていました。

林業関係予算に関し、「自伐型林家の養成」を会派要望していましたが、ゼロ回答でした。広島の森づくり県民税を活用すればできると思うのですが、県の関与が厳しのかなと感じます。恐らく、自分たちが知らないことを提案されれば、「費用対効果は」って知ったかぶりするのが関の山なんでしょうね。知らないことは、「教えて下さい」ですよ。

観光振興に対する予算は集めれば結構つけられていますが、一体感が乏しく、それこそ「費用対効果」が問題と感じます。庄原版DMOを平成31年度設立を目指すとなっていましたので、目指すはダメよと注文しておきましたが、言い続けるしかないでしょう。私は三次と連携したDMOを考えていたのですが、どうも乗り遅れそうですね。