― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2018年2月23日(金) ]
今日の読売新聞を読んでいたら、「世界的ルール」のことが書かれていました。新聞が手元にある方は読んでみて欲しいのですが、日本のものづくりもルールの後追いから官民連合でルールを創る側にならないと苦戦しますよと警鐘を鳴らしています。
トヨタ自動車のHV車はこれまでは大きく販売を伸ばしてきていましたが、世界の流れは、EVへとシフトしてきています。これは、二酸化炭素排出量の抑制というルールを確立してきた日本以外の自動車メーカー連合の一種の勝利といえます。つまり、メーカーの依頼を受けた専門集団のロビー活動で、EV車に有利な政策に転換させていったのです。
だからトヨタもマツダも焦っているのです。今は売れているけど、数年先はどうなるか分からないというサバイバルに突入です。原油が高騰しているのもそう言った背景があると考えられます。つまり、自分に都合の良いルールに変えれば、産業構造まで変わってしまうということです。マツダの下請けさんも悩んでいるみたいです。
あまりにも生真面目な日本のものづくり集団の皆さんは、「黒船来襲」を本気で迎え撃つには官民連合で対抗するしかないのかも知れません。江戸時代はペリー提督でしたが、現在は、トランプ大統領ですかね。ルールを徹底的にアメリカに有利な方向にもって行っています。対抗馬は、習近平国家主席とプーチン大統領ですかね。
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