帝釈峡小唄

[ 2017年10月8日(日) ]

皆さんは、島倉千代子さんが歌った「帝釈峡小唄」をご存知ですか。実は、今から2~3年前に「帝釈峡小唄」の存在が分かりました。そして有志の方々が歌が作られた経緯を研究され、ついには、歌と共に踊りも復活されたのです。

録音されたのは昭和33年6月23日だそうですが、島倉千代子さんが20歳で、日本コロンビアが地元の依頼を受け、ご当地ソングとして制作・発売したプライベート版であったそうです。歌の存在が確認されると、地元や大阪で新たな動きが始まりました。東城高校の卒業生が中心となり、「帝釈峡小唄」復活プロジェクトが立ち上がったのです。

Facebookの「東城いいね」で流れが紹介されていましたので、私も経緯を知っているのですが、原詩を書かれた白鳥省吾さんの、本日、除幕式が行われた「白鳥省吾歌碑」建立までなるとは想像していませんでした。少し理解に苦しむ方も多いと思いますが、正に、発掘された幻の「帝釈峡小唄」だったのですが、今日から新たな命が吹き込まれたとも言えます。

今回の中心的人物であった和田匡弘さんには、「ご苦労様でした」と感謝と労いの言葉を贈りたいと思います。それにしても、みなさんを手繰り寄せたFacebook、大した情報ツールです。最後になりましたが、裏方を束ねられた藤井さん(ヤーポンさん)、ご苦労様でした。多くの関係者の皆さん、ありがとうございました。