― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2017年8月4日(金) ]
私は今回のピースコンサートについての予備知識は上西さんから提供を受けた資料に目を通した程度でしたが、実際にコンサートを観てみると、本当に平和学習としてのコンサートだと理解できました。
学校の音楽担当と打ち合わせをしながら、音楽の授業で練習を重ね、上西さんも来校しての通し稽古を1回行いましたが、その時には、「千羽鶴」の詩の意味について説明し、児童の理解を得る努力をされていました。そして児童は、詩を理解することで歌詞も覚えてしまっていました。その成果が今日のコンサートに現れていたと思います。
前半は、ジャズ歌手、上西千波のソロコンサートだったのですが、折々に、人種差別について語ったりしながら段々とジャズシンガーの本領発揮というナンバーを披露して下さいました。児童も初めて聞く英語の歌に、目をギラギラしながら興味深く聞いていました。電子ピアノにトランペットだけというシンプルな伴奏も良かったと私は思います。
ときどき写真日記にコンサートの模様を載せていますが、間違いなく、児童は緊張していたと思います。1カ月以上練習した成果を発表する時ですから、当たり前ですよね。でも、今日のコンサートの経験は、子供たちの一生の宝になるのではないでしょうか。上西さんが、夢を持つことの大切さを語っていましたが、今日がその夢の第一歩だと言えます。
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