友人と語る

[ 2017年5月27日(土) ]

久々に会った友人夫婦と四方山話に花が咲きました。一番下の子が家を出て、一人暮らしをしながら専門学校に行っているとか、お兄ちゃんが自宅から職場に通う様になったとか、浦島太郎の世界でした。

ちっちゃな子供時代から知っているから大人になったことを忘れてしまっています。お姉ちゃんは結婚していました。普段は全く会わないという訳ではないのですが、挨拶を交わす程度で、本当に久々に話し込みました。20年以上の付き合いですが、お互いに知らないことが沢山あるんだなと思いました。

今日は子供の成長段階でのお互いの苦悩?について話したのですが、親は子供のことを分かっている様で、分かっていないことが多いことに今頃気づいたそうです。子どもは親の顔色を見ながら、自分の感情を押し殺して成長しているというフレーズには唸りましたね。良い子でいることの苦しさをやっと打ち明けて楽になった大人になった子供。

私には理想的な親子関係だと思っていた親子に意外な葛藤があったことで、子どもと親の関係は上下ではないのだと改めて気づきました。出来過ぎた親の子どもは、知らない内に、演じる子供になっているのかも知れません。親の背をみて育つといいますが、「親の顔が見たい」とか、「親の心子知らず」など、親子関係にも色々ありますね。