私の思い

[ 2009年12月4日(金) ]

三軒茶屋については、公募して審査して事業者を決定するということになっています。市役所前通りから紅梅通りに入ったところにある民家を改修した建物で、一階が食堂で二階には展示室が3室あります。かなり前から事業者を募集していたのですが、家賃を3年間無料にしたりする優遇策で何とか3件の応募があったそうですが、私から言わせると、意地でも誰かにさせるですね。

三軒茶屋の前に公園を整備して、丘陵公園に来た人たちをまちへと誘導して、回遊型のモデルを作りたいとのたまわれました。丘陵公園に来られる人は、丘陵公園に来たいから来られたのであって、庄原市の中心市街地に来ることが目的ではありません。三次ワイナリーや美術館に来られた人が三次町の町なかを歩くと癒されると三次町に行かれるでしょうか。

私は私の持論である、広島県立大学の学生に全てお任せしたらどうかと考えています。さくらプランニングで活動している学生たちに、拠点として使ってもらうこともいいでしょう。庄原実業高等学校の学生さんが高齢者用の食堂の実習をすることもいいでしょう。子供たちが運営するゲームセンターも可能です。要は、大学生が主導的に動き、高校生や中学生・小学生の学びの場にしましょう。

町なかの活性化は、箱物だけではできません。人が集う仕掛けを考えないと上手くいきません。外から来て貰うという発想ではなく、今いる人間で勝負すべきです。そうすれば、若者の声が響く地域が出現することになります。失敗もありでいいでしょう。必ず成功するということは期待してはいけません。人口減少社会の発想は、逆転の発想かもしれません。